鍼灸＋よもぎのチカラ

大好きな佐藤初女さんが、
２月２日に天に召されました。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

青森にある「森のイスキヤ」で
おむすびや、食を通して
沢山の人を救ってこられた初女さん。


私が佐藤初女さんを知ったのは、
映画「ガイアシンフォニー第２番」を
20年くらい前に観てから。

丁寧に生きる姿に心から感動して、
それからずっと憧れの女性でした。

私の子育ても初女さんの本や映画での影響を
受けたことが多いんです。

2007年に沖縄に講演会にいらして、
その後のサイン会でも、並んだ人全てに
ゆっくりと心を込めながらメッセージを書いてました。



その時の本は、私の宝物です。



その講演会でのお話、私は手帳に書いて、
毎年 手帳が変わっても、ずっと書き続けてるので、
いまでもはっきり覚えてます。

食＝命を頂く＝命を結ぶ
特別なことはせず、素材そのままを生かして
頂くことで命をつないでゆく。



「人はゆれている(悩んでいる・迷っている)時に成長している。
木に例えると、枝や幹が揺れている時にこそ、
根はしっかりと地面に張り、力強く、たくましくなる。
人間も同じです。
だから、沢山ゆれてもいいのです。
それを繰り返しながら芯(根)が強くなるのですから。」
そのようなお話をされてました。


優しさに溢れながらも
凛とした強さを持つ初女さん。
お亡くなりになられても、
沢山の著書を通して初女さんの生き方、考え方は
これからも受け継がれていきますね。



私も、丁寧に日々を暮らしていきたいと思います。

初女さん、ありがとうございました。